技術メモ(追記)

エス 無線機FT-8800のDATA端子の技術メモ追記

送信の場合、変調サイン波1kHz 30mVP-PぐらいでデビエーションBW16KHz。

説明書では最大40mVp-pと書いてあるが、そこまで入れるとIDCでクリップされ

歪んだ音になると思います。

 

DATA端子から送信(PTT、変調)しても通常のマイクも音を拾うのがわかったので

注意です。

 

あけましておめでとうございます 2024

今年は自宅でおとなしくしておりました。

趣味の電子工作の断捨離も行いました。

机が綺麗になったところで、FT-8800のDATA端子の受信レベルを計測し

メモ代わりにここに書きます。

変調1kz

DEV=3.5kHz  330mVpp

DEV=5.0kHz  450mVpp

上記は端子オープン状態での値で、インピーダンスマッチされている状態ですと

値は半分になります。

 

今年もよろしくです。

 

TM-941のボタンを作る

明けましておめでとうございます。

 

この正月休みにTM-941のボタンを作ることにしました。

いつの間にかBELLのボタンが無くなってました。スポンジ劣化ですっぽ抜けたようです。薄いスポンジで止める仕様はダメですね。

ボタンが無くなった!

 

無くなっていない隣のボタンから寸法を測り・・・

3DCAD

 

図面

 

 

図面化していざ加工へ

アクリル板から切り出して文字は刻印しました。

刻印した部分に白色の塗料を塗りこみます。

文字入れ

 

 

パーツは2つに分けて接着します。透明の部分は厚みt2.5を手で薄く削りました。

最終段階

 

合体前

 

 

なんかほかのボタンより高さが違うかな?? 角にフィレット入れられないのが悔しいですね。

合体後



まあ、自分用なのでいいでしょ

なんとか・・

姉妹機のTM-841 TM-741のボタンも脱落して紛失するケースのお話を聞きますが

TM-941とはボタン後ろの形状が少し違うそうです。

今後、自作される方の参考になればとおもいます。

※工作資料としては、ここに掲げられている情報のみになります。

 ご参考になれば幸いです。

 

なんとかこの休みにTM-941のボタンを自作、作成することができました。

今年もよろしくお願いします。

 

おわり

 

 

中継機器と若い頃の思い出

そのクラブはレピータをオリジナルの意思を入れて作られてるのがほとんどでした。

 

主に技術担当の人がやっていたのですが、その師匠は

メーカー品をそのまま使うことなく色々な工夫が入って、技術力と行動力はアマチュア的で申し訳ないですが、日本一ではないかと思うのです。

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今は無き、1.2G(左)と申請願うも免許を取れなかったL-VHFの

レピータ機器(右) コレの免許に関しては

何度も関係部署に相談していましたがダメだったようです。

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妨害対策もばっちりの機能だったそうですが、妨害されてるの聞いたことはなかったです。

アンテナ分配器 デュープレクサも完全自作でしたね。よくまあどこでノウハウを得られたのでしょうか?30年前に一部の技術を教えていただいたのが懐かしく感謝します。

 

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局舎には、5GHzのTWT送信機もありましたね。当時どこから持ってきてどうやって調べたのか?アマチュアにうまく改造していたのが不思議であります。

 

 

もう師匠の教えをいただくことはできなくなりましたが、いずれ私も上がることに

なると思いますのでその時はよろしくお願いします。

 

合掌

 

 

 

 

ナショナル RJ-580 チェック

RJ-580の故障修理でなく、ナショナルのRJ-580のチェックの依頼がきました。

明確な不具合が無くチェックと言うのはつらいものです。

この機種ですが、感度が良く大事に使われてる方が多いようです。

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かっこいいです。PTTが別なのが悔しいしこのプレススイッチ硬くて最後まで押さないと電波出ません。

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マイクかける所もいいですね、もう少しフックの位置は上の方がいいかも。

 

 

送受チェックしましたが特に問題が無いようです。

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よく見る回路構成です

 

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中身もメンテしやすい感じです。よく見ると・・・

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電解コンデンサの足が錆びてました。ほとんどだったので、ほとんど交換しました。

でもテスターで見たら容量は大きく不良な値は出てなかったです。なんでかな?

 

 

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アンテナの回転が歪だったのでよく見たらOリング(左)がボロボロでしたので

右のリングに交換しました。

 

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Oリングはアマゾンでこんなセットものを買っていたので間に合ったよかったです。

 

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冒頭に述べたプレス部が硬いので板バネを少し柔らかく度治しを実施。

 

 

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このリグチャンネル切り替えはIC使った直Chボタン押しタイプ。UP/DOWNのボタンもあるのですが、これを利用してスキャン機能でも付けたら面白いと思ったけど当方の持ち物でもないので夢といたしました。

 

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いいですね~

 

今まで見たリグの中で電源消費電力が少なく高周波電力が心配しましたが

規定値を確認できたので安心しました。結構優秀です。

※-100dB/-51dB=S9 (70% 800Hz)    P=27dBm++

 

いつまでも活用してほしい思いを込めて返却。

 

 

おわり




 

TS-680 修理 AM音出ず

TS-680 修理でやってきました

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依頼者からの症状ではAMで受信できないとの事で、調べたらSSB FMはしっかり音が出てAMだけ無音です。

 

それでまーバラしてみました。

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蓋を開ける

 

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検波回路周辺

 SGから高周波信号を入れてQ53辺りの波形

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IF

しっかり出てます

 

 

 

 

 

Q54辺りを見ても波形出ません。プローブを当てるとしっかりノイズが出ます。

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D75が怪しいが、現物が見つかりません。あれマウントされてない???

よーく見たらありました

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基板の裏

裏にマウントされてました。後から追加したような・・・ 無いと音出ないけど

 

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1N60

結局D75のオープンでした。

 

 

バックアップの電池が2.2Vぐらいで交換を要します

タブを外します

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タブはずし

 

ダイソーのコイン電池を自作スポット溶接機で

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溶接。以前に挑戦したことありますが、タブのはんだ付けは危険で無理です

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溶接済

今回はこの辺で

以上