SONY AIR-7の修理

ソニーAIR-7がやってきた。

f:id:JP3MFK:20120629163056j:plainスイッチを入れると・・・

音が出ません いや音が小さい。で、修理することになりました。

この機種、音でない故障の定番的にボリュームの故障が多く今回もその類かと思いましたが、なんと!

f:id:JP3MFK:20160117061931j:plain

すでに交換されてます。しかもつまみをつける軸に相当な努力が見れます。

では、交換されてないスケルチのボリュームか?と調べましたら、大丈夫です。

では、AFアンプ回路か?と調べましたら、IC202の入力にピンセットで触れると 

大音量のハム音で大丈夫です。

むー、今回は厳しそうで 真面目に回路図と現物をにらめっこしまして

 

 

f:id:JP3MFK:20160117073801j:plain

こいつでした。

 

 

f:id:JP3MFK:20160116220847g:plain

右真ん中のIC203 3Vのレギュレタ。

出力が6Vでした。 スケルチがかかりっぱなし状態です。受信するバンドでスケルチ

度合いを変える粋な回路。PSBバンドってなに?(笑)

ぶら下がってるデバイスが故障していないか心配です。

 

 

f:id:JP3MFK:20160117080916j:plain

3.3Vの3端子レギュレターと交換。(0.3V高いので厳しいかと思ったが)

 

f:id:JP3MFK:20160117084003j:plain

ばっちりOKであります!

エアーバンド東京アプローチのチャンネルひっきりなしに受信できますね。

 

 

f:id:JP3MFK:20160117083551j:plain

最近開局したAM局のFM再送電波も受信OK

 

修理完了しました。 修理を自前でやられる方に参考になればと思います。


よく故障するボリュームは、現時点で入手不可能なようです。分解して修理されてる事例を見ますが 当方、顕微鏡がないと無理です~

 ※※
この修理情報の正確性についての責任は、当方に存在しない事を確認しております。