HRI-200 解析メモ

Wires-X  IF装置 HRI-200の解析メモ

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Wires-2からWires-Xに変わった点は2とは別のネットワークで

構成されている点で 2とXでは相互通信できない。

私も当初勘違いしていたのですが ノードにつなげる無線機はデジタル機のみではなく今までのアナログ無線機もつなげます。

Wires-Xです。画像データの転送や相手局の位置情報やノード情報ルームに誰が居るとかの情報を無線機で知る、調べる必要が無い場合はアナログ無線機で十分でしょう。

 

さて、当方もデジタル無線機をアナログシステムで運用しております。通話はデジタルアナログ変調どちらでもいけますが HRI-200はアナログ無線機として設定していますからノードと移動局がデジタル通話モードでも デジタル無線機からアナログに変換された音声をHRI-200に入力されます。

理由は、Wires-2やエコーリンクをリンクしたいからです 物理的に接続するのはアナログが便利ですから・・・・

HRI-200やFTM-400のラジオDATA端子 ミニDINの10ピンになっています。コレ、このコネクタ部品で売ってないのですね  特に基板側に付けるメスコネクタ。Wires-Xでデジタルシステムで使う予定低いので HRI-100のと同じミニDIN8ピンに改造するのでHRI-200の基板解析をすることに。

(変換コネクタも付属であるのですが数が少ない!)

とりあえず無線機から入力されてくるミニDIN10ピンコネクタ付近のピンアサイン

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基板近くにチップFBが10個ある これがミニDIN10ピンとつながっている感じなのでオシロでチェック。

 ①無線機の送信変調へ(ネットからの音声)

 ②無線機のFM検波信号

 ③無線機の受信音(ネットへ送る音声)

 ④シリアルデータ

 (約1秒間隔で 2~3バイトぐらい? HRI-200から出ている +-6Vで12V)

 ⑤0V 近くの基板にGと書いてあるので GNDかな

 ⑥SQ信号 受信すると5Vに
   (なぜかFTM100Dが送信すると5Vに これがリバウンドの原因?)

 ⑦-5V  (シリアルデータ転送は真面目なRS232C?)

 ⑧PTT 受信状態4Vで送信する時0V (送信する時=ネットからの音声送信時)

 ⑨-5V (⑦か⑨か⑩はシリアルデータの入力?)

 ⑩-5V (⑦か⑨か⑩はシリアルデータの入力?)

※接続RigはFTM-100。 上記解析内容の正確性は保障できません。

?の部分が多いが アナログシステム接続なんで 入・出力音声とPTTとSQで十分です

 

でも説明書に書いてあるので 真面目に合わせればいいことなんです。

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