ナショナル RJ-580 チェック
RJ-580の故障修理でなく、ナショナルのRJ-580のチェックの依頼がきました。
明確な不具合が無くチェックと言うのはつらいものです。
この機種ですが、感度が良く大事に使われてる方が多いようです。
かっこいいです。PTTが別なのが悔しいしこのプレススイッチ硬くて最後まで押さないと電波出ません。
マイクかける所もいいですね、もう少しフックの位置は上の方がいいかも。
送受チェックしましたが特に問題が無いようです。
よく見る回路構成です
中身もメンテしやすい感じです。よく見ると・・・
電解コンデンサの足が錆びてました。ほとんどだったので、ほとんど交換しました。
でもテスターで見たら容量は大きく不良な値は出てなかったです。なんでかな?
アンテナの回転が歪だったのでよく見たらOリング(左)がボロボロでしたので
右のリングに交換しました。
Oリングはアマゾンでこんなセットものを買っていたので間に合ったよかったです。
冒頭に述べたプレス部が硬いので板バネを少し柔らかく度治しを実施。
このリグチャンネル切り替えはIC使った直Chボタン押しタイプ。UP/DOWNのボタンもあるのですが、これを利用してスキャン機能でも付けたら面白いと思ったけど当方の持ち物でもないので夢といたしました。
いいですね~
今まで見たリグの中で電源消費電力が少なく高周波電力が心配しましたが
規定値を確認できたので安心しました。結構優秀です。
※-100dB/-51dB=S9 (70% 800Hz) P=27dBm++
いつまでも活用してほしい思いを込めて返却。
おわり