ナショナル RJ-380の電源コネクタ

友人からCB無線機の電源コネクタを作ってほしいとの事で送られてきました。

 

 

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本体

ずいぶん大きいのですね。昭和期の製造刻印がありましたが今のはもっと小さいのでしょうか?私は27MHzは学研のトランシーバーしか触ったことが無いのでよくわかりません。

 

 

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中身

子供のころ、ラジオを分解した時を思い出します。左の鉄板が高周波的にいい仕事をしてるように見えます。中が綺麗だったのでそのまま蓋しました。

 

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電源ジャック部

PCのATX ラジコン等のコネクタを少し加工して使えないかと手持ちのコネクタをあさりましたがいい具合のが無かったので断念。

でも、パーツ屋さんに行けばいいのにあたるかもです。

 

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一から作る

POMの樹脂ブロックから作ることにしました。小さいので端材でなんとかやります。

でも下手くそなので、小さいとやり直し率も上がる危惧が・・

 

 

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一から作る2

やはり手作業は下手くそ。ビビってしまって少しずつ削り、刻みながら合わせていきました。

 

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完成1

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完成2

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完成3

意図しない微妙なテーパーが入ってしまいましたが、本体ジャック側の抜き勾配とうまくマッチして抜き差しの引っ掛かりがFBになりました。 少し長かったかな?

 

逆には刺さらないのと少しの引っ張りでは抜けないのを確認。接触も良好です

端子用の穴は途中で狭くなっています。

加工時は適当な図面を書いてみましたが実際は違うのと3Dもなく、実際の本物は頭の中で、晩酌ですでに消失しております。

 

不具合が無いのを確認し、早速出荷しました!

 

あとで思いましたが、ABS素材の3Dプリンターで作った方が楽かもしれません。